記事一覧
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TBSが「いやがらせ訴訟」を報道TBSが12/21の24時55分から30分間、ジャーナリスト・烏賀陽弘道氏がオリコンのいやがらせ訴訟と戦い続ける24ヶ月を追うドキュメンタリーを放送する。「報道の魂」という番組枠。昨今は不動産による利益が圧倒的に放送によるものを上回り、「不動産のTBS」となってしまったが、「報道のTBS」はまだ生きている。日本の裁判官は世間知らずなので、裁判に期待してはいけない。だが、ジャーナリズムに関心のある人は必見である。2008/12/17
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三井不動産、自民に2千7百万の違法献金、見返りとして補助金14億不正受給国から補助金を受け取った企業は1年間、政治献金を行ってはならない。政党にワイロを送って補助金を貰う贈収賄行為は、政治資金規正法で禁じられている。だが国交省の補助金「21緊促」をめぐり、本来、受け取ってはならない“マンション補助金”で、税金が大企業に還流していることが情報公開請求で分かった。違法献金ランキングのトップは三井不動産で、2004~2007年の4年間で計14億7千万円。その見返りとして、自民党に2700万円の政治献金を行っていた。以下、阪急電鉄、近畿日本鉄道と続く。2008/12/16
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22万円払っても1年以上放置する朝日ホームロイヤーの“過払いビジネス”「過払い金返還代理人」をうたい、多重債務者向けの宣伝活動を展開する司法書士法人「朝日ホームロイヤー」(東京都新宿区、奥出欣二代表)をめぐり、四国地方の女性が22万円もの費用を支払ったにもかかわらず、7ヶ月で5人も担当者が替わるたらい回しにあった挙句、1年以上も事実上放置されていたことが明らかになった。女性は「ロイヤー」の誰とも会ったことがないという。「法律家」の看板を悪用した「過払いビジネス」のモラルなき実態には要注意だ。2008/12/14
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『第2の江原を探せ!』発売去年より連載していた「スピリチュアル検証」が12日に発売となり、本屋に並び始めたようだ。連載→書籍化のビジネスモデルも7冊目となる。250万も投資した274ページの本をたった1000円で読ませてしまってよいのだろうか、と疑問に思う内容である。10万部売れても黒字になるか怪しい。とりあえず1冊買っていただきたい。2008/12/13
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第一回「日本鬼畜訴訟大賞」最極悪賞に読売新聞社12月8日、2008年「日本鬼畜訴訟大賞」の選考会が東京・月島で開かれ、審査委員による議論と投票の結果、最極悪賞に、言論媒体であるにもかかわらずジャーナリスト個人狙い撃ちで“口封じ訴訟”を連発した読売新聞西部本社が選ばれた。次点の極悪賞には、内部告発をした元従業員に損害賠償請求を行うという暴挙に出た新銀行東京が僅差で選出された。カフェベローチェを運営するシャノアールには「お笑い賞」が贈られた。ノミネート作品全一覧付(EXELダウンロード可、会員限定)。2008/12/11
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「回答する記者団」オープン(株)ベリタ(『日刊ベリタ』を運営)元取締役の佐藤裕一氏が11月20日、「回答する記者団」をオープンさせた。質問とその回答を記事として公開し、一部有料で掲載していく従来にないメディアだ。「本当に知りたいことを伝えていない、と批判される既存メディアとの違いを見せたい。ネットの特性を生かして、1人が知りたいことに回答していきたい」(佐藤氏)としている。2008/12/08
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小室とエイベックス「共存共栄」から上場前年決裂の謎小室哲哉の「小室ブランド」は「出せば何でもヒットする」隆盛を極め「小室ファミリー」は、音楽産業はもちろん、広告/マスメディア産業の一翼を担う大勢力になった。trfや安室だけでなく、華原朋美、篠原涼子、hitomi、Hjunglewitht(ダウタウンの浜田雅功と小室のプロジェクト)などだ。だが、株式公開の前年、1997年に小室とエイベックス社は袂を分かつことになる。松浦勝人エイベックス社長が自分のブログで公開している同社の歴史「AvexWay」を原資料に、その過程をたどってみよう(文中敬称略)。2008/12/07
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新聞の部数偽装 毎日が販売店に逆ギレ、「偽装部数」分含む1170万円払え、と反訴毎日新聞の元店主が毎日新聞社に対して提起した「偽装部数」裁判に対して、11月4日、毎日新聞社側が元店主に対して約1170万円の新聞代金の支払いを求める反訴を提起していたことが分かった。請求額には多額の「偽装部数」代金が含まれていることから、偽装を正当化しようとする不当なものだ。そこには「偽装紙」でABC部数をかさ上げし、紙面広告の収入増でいわく付きの収益を得ていることへの言及はない。2008/12/05
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ニュースのビジネス化-6 本格的なビジネスモデル構築2003年の夏前、「マネージャー」に昇格した。一般の会社でいう課長のようなもので、リーダーとしての役割でプロジェクトを成功させた証明ができないと昇格できない。外資系コンサルティング会社ではマネージャーになって1人前と言われるので、1つの達成感があった。同時に、その上を目指すことは考えられなかった。自分がコンサルをやっている目的はスキルアップであり、自分が本当にやりたい仕事は、ここではない「次」にある、本来は社会全体に影響を及ぼせる仕事をしたいのだ、ということは明確だった。2008/12/05
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説得力ない「労働市場の構造改革やりたかった」(竹中平蔵氏)11月30日放送の『サンデープロジェクト』で、小泉首相とともに構造改革を進めた竹中平蔵氏が語った労働市場改革についてのコメントは、かなり苦しいものだった。本来、セットで同時にやらねばならなかった改革を、連合の既得権を守りつつ経営側に都合のよい政策のみ先行させて実施してしまい、それが今日のアンフェアな労働市場と歪んだ格差社会につながっている政策のミスを認めたようなものだったからだ。2008/12/02
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未成年の新隊員をボコボコに 自衛隊に横行する旧陸軍の“伝統”陸上自衛隊駒門駐屯地(静岡県御殿場市)で昨年10月、未成年の新隊員が上官からリンチを受け、奥歯を2本折るなど負傷する暴行事件が起きた。「いまだにこんなことがあるなんて、信じられない。まるで旧日本軍だ」。あこがれの自衛隊で受けた理不尽な仕打ちに、被害に遭ったAさんは悔しさを募らせる。暴力事件で懲戒処分を受けた自衛隊員は、昨年度1年間で80人以上。うち、事件の詳細が国民の前に明らかになったケースは、ごく氷山の一角だ。2008/12/01
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【スピ33】半年待ちの霊能者、近未来も視えていた「以前から信頼する霊能力者の方がいらっしゃいます」と、ある編集者のかたから情報を得たのが、新中野のHさん。さっそく電話で問合せると、なんと半年待ちで、キャンセルもほとんどないという。ブラフだろうか。40分3万円とかなり高価格でも半年待ちとは、尋常ではない。かつての江原氏に近いではないか。実際にセッションを受けて検証したところ、その実力は噂どおり。近未来を当て、私の性格の本質も言い当て、アドバイスも的確。驚くばかりであった。2008/11/30
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エイベックスが小室の保釈金を払ったワケ小室哲哉の保釈金3千万円の一部は、「エイベックス社」が支払った。その背景には、同社と小室の「蜜月と決裂の歴史」があることは、あまり具体的に語られていない。小室が1990年代前半に大成功を収めた背景には、エイベックス社との二人三脚の関係があった。当時から音楽産業を取材し続け、「Jポップとは何か」(岩波新書)などの著作があるジャーナリスト・烏賀陽弘道氏が、小室事件の背景を解説する。2008/11/29
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トヨタ系部品メーカー、偽装請負を内部告発した期間工を更新日3日前の雇い止めで“報復”トヨタ系自動車部品メーカー「ジェコー」で7年間夜勤を続けて「うつ病」にかかった期間従業員の女性が10月22日、欠勤が多いことを理由に契約更新3日前に会社から「雇い止め」を通告された。この女性は昨年、ジェコーの偽装請負を告発、会社は派遣社員のほぼ全員を期間工として直接雇用した。雇い止めは内部告発の報復措置なのか。女性らは11月4日、埼玉地方裁判所熊谷支部に、雇い止めの無効を求めジェコーを提訴。原告に雇い止めの実態を聞いた。2008/11/24
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奥田氏のマスコミ脅し「トヨタ広報部はパーフェクト」(大前研一氏)経営コンサルタントの大前研一氏は、トヨタ自動車の奥田相談役による「スポンサー降りてやろうか発言」について、一週間のニュースを独自に解説する大前研一ライブのなかでトヨタ、ソニー、パナソニック、ドコモが4大悪人としたうえで、自身がかつて経験したトヨタやドコモからの圧力について言及、トヨタの広報は奥田氏が言うまでもなくパーフェクトにやっている、と述べた。2008/11/22
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新聞の部数偽装、読売元販売員が告発「私は1億円の口止め料を提示された」かつて4年間、読売の販売会社「ユース」の店舗で新聞セールスを担当した森敏行氏は、その経験をもとに、新聞の部数偽装を調べ上げ、その調査結果データを、役所、業界団体、それにメディアなどに提供した。だが誠意ある対応を見せたのは、一部の出版社系の週刊誌と月刊誌だけ。森氏が調査を進める途中、中小企業経営研究会なる組織から1億円の口止め料を提示され、断ったこともあったという。2008/11/21
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山崎パンでは味わえない、自家培養の天然酵母パン アルムリーノ(パン/お取り寄せ)最大手の山崎パンをはじめ、市販のパンのほとんどは、人工培養のイーストばかり。「イーストではパンを膨らますことは出来ても、パン独特のおいしい味や香りを引き出すことは出来ない」とアルムリーノ店主の原さん。そんな中、アムリーノがつくるのは、レーズン、ミルク、小麦、黒糖などから自家培養した天然酵母パンで、絶妙な深い味わいをかもし出す。自宅でもできる、自家発酵の天然酵母パンの作り方つき(会員限定)。2008/11/20
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ニュースのビジネス化-5 「やりがいある仕事を求めて」2001年4月、昼のFNNニュースをたまたま見ていたら、韓国で『オーマイニュース』というネットメディアが影響力を増しているというリポートがあり、衝撃を受けた。常駐4人、『ニュースゲリラ』と呼ばれる市民記者が1万1千人いて、一般市民が記事を書くのだという。この仕組みは画期的である。書き手が現場の市民ならば、立場や視点が現場発となり、自動的に目線の低い原稿になる。記事を書く行為はマスコミ記者の特権では全くないし、ネットの特性を生かした優れた仕組みだ、と思った。2008/11/16
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【オリコンうがや訴訟17】「オリコンランキングは信頼できない」証拠テープを提出、小池社長を証人申請11月11日、月刊誌「サイゾー」の取材に応じたフリージャーナリストの烏賀陽弘道氏にオリコンが5千万円を求めた名誉毀損訴訟の控訴審の第2回裁判が行われた。烏賀陽氏側の控訴審弁護団は、一審弁護団と同じ店舗(首都圏5、6店舗)を回って内容を確認し、店によっては1位から10位まで、または1位から30位まで書いていたり、送信方法もFAX、メール、電話とバラバラであるなど、統計の信頼性に欠けるとする録音テープを証拠として提出。サイゾーの編集長・副編集長への聞き取りテープも、新証拠として提出した。2008/11/14
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トヨタからF1招待券贈与で公用車はトヨタ車ばかりの在上海総領事館昨年、F1チケット4枚、21万円相当をトヨタから受け取った在上海総領事館が、それ以前にも8枚40万円相当のF1招待券を同社からもらっていたことが判明した。六台ある公用車のうち五台、2000万円相当がレクサスなどトヨタ車であることもわかった。職員の副収入状況が記録された「贈与等報告書」には「利害関係なし」と報告されているが、利害関係の疑い濃厚とみるのが一般国民の感覚だ。入札ではなく随意契約で国民の税金が無駄遣いされている疑いも強い。疑惑をぶつけると外務省は沈黙を決め込み、情報公開法を使わないと回答しない、と言い出した。2008/11/13
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