記事一覧
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買い物中に起きた飼い犬同士の咬傷事故、どちらに責任?犬の散歩中に買い物をしようと、犬を店外につないでから店内へ入った。ほどなく通りかかった散歩中の飼い主が犬を近づけ、防御反応を示したぼくの愛犬は、その犬を咬んで出血。その飼い主はぼくに責任があると言うが、過去4年間、何かを咬んで事故になったこともない。近づけたほうも悪いのではないかと思いつつ、条例などを調べることにした。2007/09/23
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トヨタ自動車 利益2兆円生む「プチ北朝鮮」の実態トヨタで働くということについて若手社員に3人、4人と聞いていくと、必ず話題にのぼるのが、社内で60年以上前からの恒例行事となっている、部対抗の駅伝大会だ。全部署から駅伝チームが編成され、米国カリフォルニア州にあるNUMMIという自動車生産工場(GMとの合弁会社)をはじめ、世界中から豊田市に選手が集まる。そこには、生産台数世界一(2007年見通し)、2兆2千億円もの営業利益(2007年3月期連結)を生み出す仕掛けの一端を垣間見ることができる。2007/09/21
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いい加減な「原発安全審査」進めた御用学者5人新潟県中越沖地震では、国や東京電力の想定以上の揺れが柏崎刈羽原発を襲い、一歩間違えれば周辺住民が惨事に見舞われていた。だが昨年、「電力会社が行ってきた方法では活断層を見落としかねない」と調査方法の全面的見直しを主張した地震学者の意見は、政府委員らに排除されていた。活断層の評価方法を緩くして立地を容易にしたい原発推進側の御用学者たちの責任を、見過ごしてはならない。2007/09/21
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わが子の将来を考えるとき、親がよくする勘違い親と子供は別個の人格なので、せいぜい希望を述べてサポートするくらいしかできない。親として最もすべきことは、現実世界の厳然たる事実と、実現可能性の高い未来の見通しを教え、そのうえで子供自身に選択肢を示すことだ。まず、子供たちが社会人になる10年後は、どうなっているのかを説明できなければいけない。2007/09/20
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【こだわりグルメ】風味豊かな天然カビ菌「かつお節削り節」 タイコウ(かつお節/お取り寄せ)削り節には「かつお節削り節」と「かつお削り節」の2種類がある。その違いは、カビ付けをしているか、していないか。なかでも、天然カビ菌の本枯れ節でつくられた「かつお節削り節」は少ない。多くの工程を重ね、完成までに約6ヶ月と手間がかかるからだ。さらに、一本釣りのかつお節が本来あるべき姿だが、鰹の不漁、値段の低迷、漁獲船の廃船などが逆風にもなっている。そんな中、東京・晴海のタイコウでは、鹿児島県枕崎産一本釣り、天然カビの本枯れ節を扱い、かつお節独特の香りとうま味を提供し続けている。2007/09/20
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年10万人動員のフリマ「すぴこん」はニセモノも出展可の玉石混淆空前のスピリチュアルブーム。“業界”の発展を掲げる「すぴこん」(スピリチュアル・コンベンション)が全国で開催され、年間10万人も動員しているという。8月に開催された第26回「東京すぴこん」は主催者発表で入場者1,800人、出展ブース181。行ってみると、総務大臣がすすめているかのような水の販売、スピリチュアルと関係なさそうな似顔絵描き、ホンモノか怪しいヒーラー、閑古鳥の占いブース、と何でもあり。出展内容の見極めがなく、趣旨と関係ない業者やニセモノでも「にわか出展」できるため、ホンモノを見つけるのは至難の業だ。2007/09/19
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客をなめる熱海「秀花園 湯の花膳」、患者を食いものにする「国際医療福祉大学熱海病院」7月に熱海を旅した夫妻が、旅館「秀花園湯の花膳」と「国際医療福祉大学熱海病院」から酷い対応を受けた。夕食後、夫が吐き気、脱水症状を起こし、救急車を依頼したが「騒ぎになるから」と旅館側は拒否。翌朝、女将は「食中りと思われたらいい迷惑。一刻も早く出て行け」と暴言。さらに、熱海病院は女将からの問い合わせに夫の診察内容を漏らしていた。医師の守秘義務違反(刑事事件)への異議申し立てにも病院は開き直り、謝罪も一切なし。唯一、親身になってくれたソーシャルワーカーも仕事をほされ、退社に追い込まれた。2007/09/18
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リコール王トヨタ 重症事故発生の欠陥車16万台強も市場放置 改善実施5割だけ重症事故を発生させ2004年にリコールとなったトヨタのハイラックスは、33万台強のうち、改善措置を実施したのは、3年弱を経た2007年6月末時点でも16万7,485台と実施率50.7%で、残り16万台強が未だに市場に出回ったまま放置されていることが情報公開請求で分かった。ハンドルが操縦不能となる欠陥のため、深刻な事故を引き起こす可能性が高い。同社の人命軽視の姿勢が改めて明らかになった。人身事故がらみでないリコールも含めると、トヨタ全体で100万台超の欠陥車が改善未実施で、三菱ふそう、日産に続くワースト3だった。2007/09/05
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日産、全社員に「うつ病&性格診断」実施 成果主義・リストラで精神疾患増日産自動車がメンタルチェックテストを全社員約3万3,700人を対象に実施した。280項目にのぼる質問は「浮気がしたい」「子どもの頃万引きをしていた」「誰かが毒をもろうとしている」など奇問・珍問・難問も含まれ、診断に少なくとも1億6850万円を費やしている。成果主義に基づく労働強化が進む日産では、さらに1,500人のリストラも進行中。「メンタル系休業者」が急増している。テストの結果、「慢性的高負荷を容認」と名指しされた部署は、日産テクニカルセンター(NTC=神奈川県厚木市)の研究開発部門だった。2007/09/04
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ミネラルウォーター 飲むなら富士山のバナジウム天然水、南アルプスの天然水、Contrexは×8銘柄のミネラルウオーターを購入し、水質基準項目で基準値が定められている「硝酸性窒素」及び「亜硝酸態窒素」「硬度」「有機物」「pH値」などを計測した。銘柄はセブン‐イレブンで売られていた、おなじみの8本のミネラルウオーター。純水にどれだけ近いかを評価基準とし、各項目で1~8位のランキングをつけたところ、総合で日本の軟水が上位を占め、イメージがいいフランスの硬水は下位となった。いろいろ混ざった水で商品を多様化し商売にしたいのはメーカー側の論理。専門家は「ミネラルは日々の食事から摂るのが健康的で、ミネラルで汚れていない水がよい水」と言う。2007/09/04
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【こだわりグルメ】辛すぎず、化学調味料も不使用 香菜軒(カレー料理/東京・上鷲宮)化学調味料を使っていないからこそ、カレー本来のおいしさが味わえる「香菜軒」。現在カレーは8種類提供中だ(食材仕入先リスト付)。店主はインド料理店などで約15年間仕事をしていた三浦勉さん。安全性にこだわる食材が増えるたび食材費は上がったが、客から「おいしくなった」と好評だという。「できるだけ食材の情報公開をしたい」という三浦さんのような店主がいる一方、エスビー食品のようにカレー「有機スパイス」で「有機で認めている化学合成農薬を使用」と回答し、栽培履歴の公開を拒否する企業もある。2007/08/31
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日経新聞、新聞奨学生を奴隷扱い 辞められぬ弱みに付け込む新聞配達と学業の両立を謳い文句にした新聞奨学生制度。だが日本経済新聞の販売店は、ベテラン配達員でも300部が限度と言われるなか、固定給の制度を悪用し、奨学生になりたての女性に400部近くも配達させた。1年以内に辞めれば奨学金を返済しなければならない弱みに付け込んだ格好だ。バイクの積載重量オーバーで坂道の多い配達区を無理に回らされた結果、女性は交通事故で負傷。なかなか労災すら認めない日経側の態度に、内部告発に踏み切った。2007/08/31
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世界&日本「タバコパッケージ比較」 日本のマイルドセブンは注意文言だけ!日本を含む世界145カ国以上が批准している「タバコ規制枠組み条約(FCTC)」では、喫煙と受動喫煙の害についての健康警告として、タバコのパッケージにビジュアルで理解できる図柄や写真を用いることが積極的に推奨され、カナダ、オーストラリア、ブラジル、タイ、シンガポール、EUなどでは表示が義務付けられている。日本たばこ産業株式会社(JT)もその表示に従っているが、国民の健康よりも税収減を気にする日本では、パッケージ両面の各3分の1面積に注意文言があるだけだ。世界と日本のタバコのパッケージを見比べてみた。2007/08/31
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朝日新聞 社内“偽装請負”の実態 英字紙組合員が告発昨夏より、キャノンや松下電器産業をはじめ、製造業の一流企業で蔓延する非正規雇用者の違法な活用「偽装請負」の告発キャンペーンを展開した朝日新聞。だが当の朝日新聞発行『ヘラルド朝日』で働く非正規雇用者も、同じような境遇に置かれている。あたかも不当な処遇にあえぐ非正規雇用者を支援するかのような報道とのダブルスタンダードについて、朝日で働き、朝日を提訴して闘っている非正規雇用者たちは、「お前が言うな」と冷ややかな目で見ている。2007/08/29
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【こだわりグルメ】無肥料、無農薬の自然栽培 日・水・土(創作料理/東京・銀座)「なぜ人間が口にする野菜は、自然の草木のように枯れないで、腐ってしまうのか?」と疑問を持った河名秀郎代表は、その腐らせる原因が、人間が施す肥料や農薬だとつきとめた。ナチュラル&ハーモニック銀座にあるレストラン「日・水・土」(ひみずつち)では、「枯れていく野菜や米を食べてもらいたい」と、農薬だけでなく肥料さえ使わない「自然栽培」にこだわった旬の料理を提供中だ。独自に商品開発した味噌、酢、醤油などを使うほか、ほとんど市場に出回らない蔵つき天然麹菌日本酒、天然酵母ワインも堪能できる(食材仕入先リスト付)。2007/08/20
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富士通 「外側から見た富士通」の余裕昨年10月、黒川博昭社長から全社員宛に、「外側から見た富士通」と題したメールが配信された。内容は特段、成果主義について言及したものではなく、中央省庁に出向して戻ってきた社員8人ほどが、会社の外からの眼で富士通の評判を記した座談会のようなものであったが、ベストセラー『内側から見た富士通「成果主義」の崩壊』を書いた城繁幸氏は、「ジョークを言えるだけの余裕が出てきた証拠でしょう」と分析する。2007/08/19
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柏崎刈羽原発の地震リスク、33年前から東電に指摘 運転再開は問題外冷却水漏れ、放射性廃液の海への漏洩、放射性気体漏れ、ダクトのずれや最大1メートル以上の地盤沈降。7月16日発生した新潟県中越沖地震で、柏崎刈羽原発は重大な被害を出した。東京電力は「想定外」と言うが、1974年から33年間も地震被害の危険性を指摘し続けてきた「原発反対刈羽村を守る会」の武本和幸氏に言わせれば、必ず起きる「想定内」の地震だった。だが東電は「よい教訓をもとに安全な原発にしたい」とのん気だ。地震発生当日から数回にわたり原発敷地内に入り視察・撮影した武本氏に話を聞いた。2007/08/18
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トヨタ系列「光洋シーリングテクノ」で偽装請負 下請けに単価切下げ利益吸い上げる構造トヨタ本社ではいまだ発覚していない偽装請負だが、トヨタ系列の自動車部品メーカーである光洋シーリングテクノでは、2004年から偽装請負を巡る闘いが始まっていた。そこで働く請負労働者は2004年9月に労組を結成し、解雇通告などをはね返しながら、2006年9月には59人が直接雇用(6ヶ月契約の契約社員)を獲得。当初から偽装請負を見抜き、組合結成の先頭に立ってきた矢部浩史さん(42歳)に、下請けの偽装請負を生むトヨタグループの利益吸い上げ構造を聞いた。2007/08/13
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オリコンうがや訴訟7 JR「革マル派」告発の西岡研介氏、48件の“訴訟テロ”に反訴へJR東日本の陰の勢力「革マル派」の無法ぶりを『週刊現代』で告発した西岡研介氏は、JR革マル派から全国各地で計50件の名誉毀損訴訟を同時多発的に起こされ、講談社と応戦中だ。うち48件の原告は記事にもしていない知らない人たちで、反訴で対抗する予定。1ライターが50件もの訴訟を起こされているのに、JRをタブーにする新聞は一切このニュースを取り上げない。西岡氏はオリコン訴訟について「メディア業界全体でとりくまなあかん問題や。オリコンの小池社長にスキャンダルが出たら地の果てまで追いかけたる」と烏賀陽氏にエールを送った。2007/08/05
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読売の不正経理 販売店への補助金は事実上ゼロ、「押し紙」で丸儲けのカラクリ福岡地裁で展開中の、読売新聞社を被告とする「押し紙」裁判の中で、原告の弁護団が補助金制度のカラクリを明らかにする書面を提出した。これまで新聞社側は、「押し紙」があっても損失分は補助金で補填している、と説明してきたが、実は別の不明瞭な名目で、販売店から補助金と同額を徴収するというイカサマをやっていることが分かったのだ。裁判所の判断次第で、新聞社の「部数水増しによる広告詐欺」と「販売店からの搾取」に依存したビジネスモデルは崩壊に向かう。2007/08/03
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